
- 監修 小田正枝 徳島文理大学 名誉教授
- 実習でよく挙げる看護診断やよく出合う症状の標準看護計画を紹介します。
Part1
よく挙げる看護診断の標準看護計画
⑤皮膚統合性障害*
下舞紀美代 関西看護医療大学看護学部看護学科 教授
定義*
表皮と真皮の両方またはどちらか一方が変化した状態
標準看護計画
期待される結果(看護目標)
皮膚統合性障害の程度で成果は異なる。2つほど、成果の例を挙げておく。下線の部分は空欄にしておき、立案時に程度をみて設定する。
●仙骨部周囲の3×3cmの発赤が1週間後には消失する。
●肩甲骨部周囲の3×3cmの表皮剝離が1週間後には1×1cmになる。
[O-P]観察計画 | |
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看護計画 |
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根拠 |
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[C-P]ケア計画 | |
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看護計画 |
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根拠 |
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[E-P]教育計画 | |
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看護計画 |
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根拠 |
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*T.ヘザー・ハードマン,上鶴重美 原書編集,上鶴重美 訳:NANDA-I看護診断-定義と分類2018-2020 原書第11版.医学書院,東京,2018:515.より転載