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プチナース国試部

国試教室

過去問をもとに、正答につながるポイント、国試対策のポイントをていねいに解説!

<no.26>第106回午後問題61
医療の標準化を目的に活用されているのはどれか。
  1. コーピング
  2. クリニカルパス
  3. エンパワメント
  4. コンサルテーション

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解答2 クリニカルパス

1.コーピング
→× コーピングはストレスに対する対処、あるいはその対処能力のことです。
2.クリニカルパス
→◯ 日本クリニカルパス学会の定義によると「患者状態と診療行為の目標、および評価・記録を含む標準診療計画であり、標準からの偏位を分析することで医療の質を改善する手法」1とあり、医療の標準化に寄与します。これが答えです。
3.エンパワメント
→× 障害や問題を抱える人が自分の力で状況をできるだけコントロール、あるいは対処できるようになるプロセス、そのプロセスを援助することをいいます。
4.コンサルテーション
→× 困難な問題についての対処能力が不足している人や悩んでいる人が専門的知識や技術をもつ人に相談することで、問題の評価や整理などを行い、解決に向けて力を発揮できるよう支援することです。


正答につながるポイント!

 「医療の標準化」とは、医療の質と安全性を確保しつつ、効率を上げ、医療の質を上げていく目的で実施されます。これによって地域や施設・人材による医療のばらつきが減少、あるいはなくなります。代表的なものはクリニカルパスのほか、DPC(Diagnosis Procedure Combination:包括医療費支払い制度)や疾患ごとの診療ガイドラインの策定があります。
 なお、医療においてどのような事柄を標準化すべきかについてはのようなものがあり、治療計画が入っています。近年、医療情報の標準化もクローズアップされており、医療の標準化と関連があります。

国試対策のポイント!

  用語の定義については教科書や「国民衛生の動向」などで基本をつかみ、さらに自分で調べてみましょう。そのプロセス自体が記憶になり、知識を強固なものにします。


表 標準化が必要なドメイン

国試教室画像

武澤純:医療安全と標準化.第127回日本医学会シンポジウム記録集 医学・医療安全の科学 2004:114.より引用(強調は編集部による)

執筆:大塚真弓(看護師国家試験対策アドバイザー)

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