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必修予想問題

必修予想問題

予想問題で必修問題対策。あわせて知っておきたい知識も解説!

<no.24>世帯数
令和4(2022)年の国民生活基礎調査で単独世帯の占める割合に近いものはどれか。
  1. 13%
  2. 23%
  3. 33%
  4. 53%

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解答3 33%

 しばらく出題されていない数値であるが、覚えているかどうか確認してほしい。単独世帯の割合は少しずつ増えており、令和4年は32.9%である(3.)。核家族世帯(夫婦のみの世帯、夫婦と未婚の子のみの世帯、ひとり親と未婚の子のみの世帯の和)は60%程度であることとセットで覚えておこう。
 また、関連する内容として、65歳以上の者がいる世帯が全体の世帯数に占める割合は50.6%である。65歳以上の者がいる世帯のなかでの割合では、単独世帯(65歳以上の人が1人で暮らしている)は31.8%で、夫婦のみの世帯は32.1%である。


ここもおさえよう

①直近4回の世帯に関する出題

第113回(令和6年実施) ●午前1:平均世帯人数
●午前9:核家族はどれか
第111回(令和4年実施) ●午前8:令和元年の最も少ない世帯構造はどれか
第110回(令和3年実施) ●午前9:65歳以上の者のいる世帯の割合
第109回(令和2年実施) ●午前7:平均世帯人数

※第112回は出題なし

②統計は次のように流れで覚えよう(特記がないものは令和4年の数値)
①平均世帯人員は2.25人
 ▶令和元年2.39人、令和3年2.37人(令和2年は調査なし)で、減少傾向にある
 ▶この影響を受け、世帯数が増えてきている
②核家族世帯は計57.1%。
 ▶夫婦のみの世帯24.5%
 ▶夫婦と未婚の子のみの世帯25.8%(差は小さいが最多
 ▶ひとり親と未婚の子のみの世帯6.8%
③単独世帯は32.9%で世帯構造のうちで最も多い
④世帯全体のうち、65歳以上の高齢者がいる世帯は50.6%。
⑤65歳以上の高齢者がいる世帯のうち、夫婦のみの世帯が32.1%と最も多い。僅差で単独世帯31.8%が続く。
⑥65歳以上の高齢者がいる世帯のうち、65歳以上の者のみの世帯は61.6%。
⑦必修問題で出題されたことはないが、厚生労働省の定義では、高齢者世帯は65歳以上の者のみで構成するか、またはこれに18歳未満の未婚の者が加わった世帯をさすので注意する。
 ▶高齢者世帯の総数は1,693万1千世帯(参考:65歳以上の者がいる世帯は2,747万4千世帯)であった。
 ▶そのうちその他の世帯は3.8%に過ぎず、51.6%が単独世帯、夫婦のみの世帯が44.7%である。

〈引用・参考文献〉
1.厚生労働省:国民衛生の動向2023/2024.
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/02.pdf(2024.3.12アクセス)

執筆:大塚真弓(看護師国家試験対策アドバイザー)

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