個別性をふまえたアセスメントができる　老年 看護過程

編集部のオススメポイント

入院患者の多くが高齢者となっている昨今、老年看護の知識は、老年看護学実習のみならずさまざまな領域で求められます。
本書では、10疾患の看護過程を中心に、老年期の看護過程の考えかたを、さまざまな角度から解説しました。1冊を通して、患者さんの個別性をふまえたアセスメントができる力が身につきます。

この本の特徴

＜10疾患の看護過程をまるごと解説＞
幅広い領域の看護過程を、すべて老年期の事例（65歳～87歳）で収載。
疾患の基礎知識から評価の視点まで、看護過程の一連の流れをていねいに解説しています。

＜頻度の高い7症状の標準看護計画を収載＞
摂食嚥下障害やスキン-テア、せん妄など、高齢者によくある症状をピックアップ。
根拠や注意点もわかるから、明日のケアにすぐ役立つ！

＜個別性が“ちゃんとある”看護計画が立てられる！＞
高齢者のマルチモビディティ（多疾患併存状態）に対応。
患者さんに併存疾患や背景がある場合（例：糖尿病など）の方向性も示しました。

主な内容

1　老年期の疾患別看護過程

大動脈弁狭窄症

硬膜下血腫

食道がん

膀胱がん

糖尿病性腎症

関節リウマチ

レビー小体型認知症

統合失調症

腰部脊柱管狭窄症

白内障

2　老年期に多い症状の標準看護計画

摂食嚥下障害

低栄養

便秘

脱水

スキン-テア

足のトラブル

せん妄

3　主疾患に併存疾患・背景をあわせもつ場合の考えかた

この章の使いかた～個別性ってどうしたら出せるの？～

主疾患＋心不全

主疾患＋高血圧

主疾患＋ペースメーカー

主疾患＋抗血栓薬

主疾患＋糖尿病

主疾患＋喫煙習慣

主疾患＋多量飲酒習慣

主疾患＋肥満

主疾患＋超高齢者（フレイル）

主疾患＋認知症

主疾患＋家族背景

資料　おもな介護保険サービス

　　　高齢者の自立度判定基準