勇気を出して伝えてほしい!
- <no.13>第105回午前問題107
- Aさん(20 歳、女性、大学生)は、最近、同じ大学に所属するパートナー(21 歳、男性)との性交後に白色帯下が増えた。外陰部に腫瘤はみられず搔痒感や痛みはないが、時々、下腹部に痛みがあった。Aさんは性感染症〈STD〉を疑い、1人で産婦人科クリニックを受診した。診察時の体温36.8 °C、脈拍62/分であった。
Aさんは「彼とは交際を続けたいので、性感染症〈STD〉のことは黙っていてもよいですか。今日、相談に来たことも彼には話していません」と看護師に話した。
Aさんに対する看護師の対応で最も適切なのはどれか。
- パートナーには話さなくてもよいと伝える。
- パートナーに来院を促す電話をすると伝える。
- Aさんが通う大学の保健センターの看護師に相談するよう勧める。
- 性感染症〈STD〉に罹患したことをAさんからパートナーに伝えるよう勧める。